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DANCE OF DEATH

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箱2



木箱にコーナー金具を付ける。
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私のクレイワークス

またまた仙台市民図書館で借りた本です。


ほぼ全てのパーツを石粉粘土で彫刻して作る、ジオラマでもなければドールハウスでもない、しかしそのどちらの要素も兼ね備えている作品の製作過程を作品ごとに紹介したHow to本ですが、作例写真が多く作品集としても楽しめます。この写真を見てだいたいお分かりかもしれませんが、著者の得意なモチーフは「猫」。ただ日常のシーンを切り取るのではなく、そこに猫がいて、暮らしている風景を表現しています。




この絶妙なデフォルメ具合。部屋も猫もただリアルに作るのではなく、粘土ならではの質感を生かし、敢えて「手作り感」を出しているデフォルメ具合が良い感じです。作品全体から温もりを感じますね。


で、前半のカラーページで様々な作品を見せ、後半のモノクロページではその製作手法を公開。部屋のインテリア類はドールハウスのHow to本のように細かく各パーツの寸法まで書いてあります。


そして他のジャンルのハンドメイドHow to本と同様、身の回りにあるどこでも調達できそうなものを活用する方法も掲載されています。しかし蜘蛛の巣にデンタルフロスを解したものを使用するとはこれ意外。でも確かに解したら極細の繊維ですからね。しかも丈夫だし。


それにしても著者の作品で見事なのは猫のポーズの絶妙さです。これは日々猫に接してその姿をよく観察している人でなければ彫刻できません。敢えて「粘土」で彫刻し「絵具」で色を塗っていることが分かるデフォルメに止めながらも、その姿は実にリアルです。


あとフレームを粘土や木で製作したレリーフ状の作品も素敵です。絵でもない、でもジオラマやドールハウスなどの立体でもない、それらの良いとこ取りの作品形態と言えます。




なお、作品の主役である猫は彫刻の手順まで公開。これ、見るのとやるのは大違いで、これで自分でも作れる!と思ってやってみたらムチャクチャ難しくてとても同じようにはできないもんなんですよね。


個人的にこれは!と思った粘土の彫刻(?)技法は、化粧品のパッケージなど「ありもの」のモールドをそのままスタンプとして使用したこれ↑
何かをスタンプのように粘土に押し付けるという技法自体は私も専門学校時代に授業で教わったのですが、ありものをそのまま活用、しかもそれを装飾の目的でやるというのは本当に目から鱗でした。ハンドメイドは日常生活そのものが観察と発見の修行のようなもんなんだなあ…とつくづく実感しました。


私のクレイワークス―ここまで出来る粘土の手ほどき







元弁当の箱だった木箱に蝶番と留め金を付ける。

セリアにて

これはすごい。



デザイン性の高い商品があると評判のSeriaにて発見したんですが、これなかなか良くないですか?コースターとして販売されていたんですが、十分ディスプレイやパーツとして使えますよね?デザインはこの2種類のみで、実際の素材は真ちゅうではなく、金古美の色をしただけの(おそらく)ニッケル製なんですが、もうこれで十分です。やるなあ。

ドール用ハーフマスク塗装



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