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DANCE OF DEATH

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新しいマスクブローチ

新しいマスクブローチの製作を開始しました。手法は前に作った黄金仮面と同じですが。





材料は石粉粘土でペイントはアクリル絵の具です。
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造形工作アイデアノート


仙台市民図書館で何気なく借りた本なんですが、これがもう思っていた以上に充実した内容で、ジャンルやプロ/アマ、作風に関わらずハンドメイドクラスタは必見でした。

本書は、広告などで活躍する造型ユニット「パンタグラフ」さんが、基本的な造型手法について材料の特性からそれぞれの加工方法に至るまで詳細に解説したHow To本です。




取り上げられている素材は、スタイロフォーム、MDF、プラ板・プラ棒、オーブン粘土、アリモノ(既存のパーツや廃材など)、カタドリ(型取り)、塗装。つまり何を使うかから始まり、それらの加工、完成後の型取りと複製、塗装仕上げと、全ての行程が解説されているというわけです。そのいずれもが「かゆい所に手が届く」丁寧さ。もうこの部分をご覧頂ければお分かりでしょう。


カッターでプラ板を切ったときの注意点まで。こんなところまで説明すんのかよ!という細かさです。


私的に嬉しかったのはオーブン粘土の使用例として「スカルピー」が取り上げられていたことです。ハンドメイド系だとカラーバリエーションが豊富なFIMOはよく取り上げられるんですが、肌色やグレイ、黒、白と地味な色しかないスカルピーはハンドメイド界隈ではマイナーなんですよね。フィギュア製作、特にクリーチャー系のキャラクターを作る人には鉄板中の鉄板粘土なのですが。こちらも、どうやってこねてどうやって形を作るのか、納得いく形に仕上がったらどのようにしてオーブンで加熱して程よく硬化させるのかが詳しく書かれていました。この本をきっかけにスカルピーユーザーがもっと増えてくれないだろうか…










あと非常に参考になったのが、既存のパーツや廃材を作品作りに生かす「アリモノ」のページ。これをこう使うか!と目から鱗が落ちるような作例の数々。しかも後から切ったり貼ったりと激しく形を変えたりせず、もとの形を活かして全く別のものに変えているという。でもこの応用力は常日ごろからものを観察し、「これをこうしてあれにして…」と脳内シミュレーションを繰り返さなければ身につかないのでしょう。


饅頭やカロリーメイト、シュウマイといった本物の食品をジオラマで食料として使用した例。これはシンプルだけど笑ってしまうw 広告の場合、使用する写真さえ撮影できればOKなので作品の耐久性を気にしなくていいから、終わったら使った”小道具”を食べられますね。




自分とほとんど同じ手法だったシリコンを使用した型取り法。いちいちプラ板を切って壁を作るのが面倒なのでずっとブロックを使っていたのですが、これの方が歪みもないし繰り返し使えるしでメリットしかないんですよね。型の側面にブロックの跡が付いても別に不具合はないし。


久々に見た!インレタ!これ今時誰が何に使うんだよ!と思いますが、どっこい模型界隈では未だ現役だったりするんですよね。デカールよりも大きく丈夫で、自作するより買った方が楽で安上がりなやつ…と考えると、インレタもまだまだ使えます。






他にも、パンタグラフさんの工房で実際に使用している自作のツール類や製作現場の様子に…





実際に企業広告に使用された作品の製作過程などもあり。Googleの日本語キーボードはSNSでもかなりバズったので覚えている方も多いのではないでしょうか。

…と、このように全ハンドメイドクラスタにとって参考になりまくりな本なので是非読んでみて下さい。もう私は図書館で借りてタダで読んだものの、参考書として買って手元に置いておいた方がいいんじゃないかと思い始めてます。


造形工作アイデアノート―オトナのための工作本

ポータブル洗濯機分解3日目

引き続き壊れたポータブル洗濯機の分解をしていて分かったんですが、そもそもモーターの振動で配線が外れやすくなっていたことが判明。


微振動が加え続けられるとパチっとはめるだけのパーツは緩んでしまうんですよね。尤も再接続してもウンともスンとも言わないので配線とモーターが水濡れで死んでいると思われ。


モーター分解。そして故障原因特定。コイルとの接触パーツの錆。コイルの銅線はコーティングしてあるちょっと良いやつだったので腐食なし。


ところでカバーを外したモーターのディティールが良さしかないので、スチームパンクとかディーゼルパンクなものを作る際に流用しようと思います。


ポータブル洗濯機の内蔵LEDおよび基盤は生きているんですが、USB給電なうえにコードが長いときた。ちょちょもったいないですが、切断して電池ボックスを繋ぎ単三電池で光る仕様にした方がグッズとしてはいいかもしれません。上に被せる何かを作ってLEDライトにしようか検討中。

ポータブル洗濯機分解2日目

昨日より引き続き壊れたポータブル洗濯機の分解作業です。


ネジ山がいかれたビスの取り外しは当然こうなるわけですが、そもそもビスの長さがパーツに対して足りず、接着剤で固定していたw


驚愕のモーターの防水加工。周りにぐるっと薄いウレタンを接着するだけ。水濡れするうえに熱がこもる最悪仕様。


れを作ったやつ、モーター配線の両端にもシリコンコーキングするべきでしたね。


しかしこのポータブル洗濯機、使用中にLEDが点滅するという謎機能があったんですが、それが奇跡的に生きているので、これは今後何かに流用しようと思います。

なんでもいいからバラバラにしたいぞ

タイトルはドラえもん屈指の狂気&猟奇回の一つ「分解ドライバー」ののび太の名セリフです。


とりあえず機械を分解して中の構造を見てみたいという「分解欲」は誰しもが持つ根源的な欲求だと思います。

なんでこのコマを貼ったかというと、久々に機械を分解してみたからです。


旅行用のポータブル洗濯機(水を張ったシンクやバケツにブチ込んで超音波振動で汚れを落とすやつ)が故障したので分解してみたのですが、なんと配線と基盤にシリコンコーキングを塗っただけというザルな防水加工で非常に驚きました。そしてモーターおよびモーターの配線にはシリコンがない!アホか!




故障原因がモーターの水濡れなのは一目瞭然ですが、そのモーターのビスの山が欠けている…そんな手作り製品だったのかwww なお製造は中国・深セン。

ということで、壊れたといってそのまま捨ててしまうのはもったいないので、分解してなにか取れるジャンクパーツを取ろうと思います。

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